ガラにもなく桜を撮る
昨日の歓迎会の疲れも癒えぬまま、今日は友人とランチへ。
その後、デザートとドリンクを買ってお花見に出かけた。
ランチのボリュームが大きくて、全くお腹が空かなかったため、デザートは食べられなかった。
ひたすら桜の写真を撮った。
桜を愛でる。
そんな気持ちが自分の気持ちの中にあるのかどうか、わからなくなった。
家では夫がいつも「桜も春も嫌いだ。浮かれたこの季節が嫌いだ」と言うのを聞いていて、桜も春も疎ましく思わなければならないと感じてきていた。
だから、今年は桜の写真を一枚も撮らなかった。
が、今日はそういう訳にはいかなかった。
何回もシャッターを切る友人を横目に、ただボーッとしている訳にはいかなかった。
義務感で桜を見ていたのか。
まだ少しは桜を綺麗だと思う気持ちが残っているのか。
もう自分の簡単な気持ちですら、わからない。
自分の気持ちに素直になる。
簡単そうで難しい、と実感した一日だった。
おやすみなさい。