みやびの想い(仮)

思ったことを素直に。

二日連続見舞いへ

私の大事な先輩が脳梗塞だという。

 

彼とは同じ職場で働いていた。

私は退職したが、彼はずっと働いている。

昇進もした。

私は正社員は退職したが、派遣社員として同じ会社の裏方で今働いている。

彼は私を信用して、たまに「ちょっと助けて」の電話を指名でしてきてくれていた。

私は後輩なのに、頼ってもらえることが嬉しくて、そんな現場の方々のために働けるようになろうと、一生懸命努力している。

彼もまた努力の人なので、立場は全く違えど、とても刺激になっていた。

 

そんな先輩が脳梗塞

私と同い年なのだ。

ショックでならない。

発症したのは今年早々。

知ったのは先月下旬。

今日やっとお見舞いに行ってきた。

 

半年ほど経っているせいか、私にとっては彼はほとんど変わったように見えなかった。

何度も見舞いに来ている同行者の人たちは「かなり良くなっているんだよ」「少し太って前に近付いてる」とだいぶ安心した様子だった。

 

ただ、後遺症というのは本当に恐ろしい。

発語がうまくいかない、腕が上がらない、手が動かない。

まだまだそんな症状は残っていた。

こんな若いのに、これからバリバリ働こうって時なのに、と悔しくて仕方なかった。

でも、何もできない。

たまに行って、話をしたりするくらいしかできない。

私の入院していた時とはまた違う。

症状が別だから当然だけど、体が思うように動かないこと、意思をうまく伝えられないことはもどかしくて仕方ないだろう。

 

今までどこかで信じていなかった彼の現状を今日ハッキリこの目で見て、これが現実なのか、と突きつけられた。

私も夫も同い年、いつ何が起こっても全くおかしくない。

文句はあっても、健康で仕事に行けることはとても幸せなことなのだろう。

彼の一日も早い復帰を願ってやまない。

 

昨日も今日も病院で、頭の中がぐちゃぐちゃになっている。

昨夜から胃も痛い。

お昼抜いたから少し楽になったかな。

早く寝ることにしよう。

おやすみなさい。