みやびの想い(仮)

思ったことを素直に。

最後のお別れ

今日は先日亡くなったペットちゃんのお葬式をしてきた。

お葬式といっても、夫と二人、埋葬してきただけだ。

すぐに埋めてもあげられなかった。

夫はサラリーマンをやっていることを、さらに悔やんでいた。

こんなことをやっているから、自由がきかない、と。

サラリーマンでなければ、もっともっと一緒にいられたのに、と。

 

冷たくて、固くなってしまったペットちゃんを見るのも触るのも、本当に辛かった。

一番辛かったのはあの子に違いないのだけど。

 

こんなに辛い別れは今までになかった。

こう言うと、死別した肉親たちは怒りそうだが。

死別した、同居していた3人の肉親は、どこか覚悟もできていた。

長いこと一緒にもいた。

亡くなったときは一緒に住んでもいなかった。

 

だからだろうか、たった3年しか一緒にいられず、あんなに可愛くて無邪気で愛おしいペットちゃんが亡くなったことは、どうしても受け入れがたいのだ。

 

たくさんのごはんと、お花で送ってきた。

あの子はきっと私たちのことを恨んでいるだろう。

それは仕方ないと思っている。

だって、私たちが寿命を縮めたようなものだから。

 

生き物を飼うことはもっともっと責任が伴うことだったのだ。

私たちは前のペットを一般的な寿命の倍以上飼えたので、自分たちを過信していた。

これが間違いだったのだと思う。

 

人生、何が起こるかわからない。

極力、避けられることは避けられるように努力する。

万が一、何か起こっても冷静に対処する。

その前に会える人には会う。

 

そんな大切なことを今回は痛感した。

私は自分の入院で身にしみてわかっていたはずなのに。

大切なことを忘れるなんて最悪だ。

 

今日は午後からかつての上司と会ってきた。

正直、慣れないことだったためにかなり疲れて、帰りに頭痛がしてきて先程までウトウトしていた。

それでも、もちろんお会いできたことはとても有意義だった。

これからもそんな機会は大切にしよう。

 

ペットちゃんとのお別れは、ふと目の前をよぎり、その度に涙が出そうになるのだけど、もうひとりのペットちゃんと3人で元気に生きていくことをがんばるよ!

ありがとう。

 

おやすみなさい。