9月の恐怖
そういえば、と思った。
毎年のように不調になっていた9月。
去年は何ともなかった。
もちろん一昨年の10月から続いている便秘は一年以上になるが、それ以上の不調は起きていない。
思い起こせば2017年9月頃には、とにかくひたすらだるい病を発症した。
風邪のだるさとも違う、単にやる気が起きないのとも違う。
体がだるくて特に足が痺れるようにだるくなる。
仕事をしていても息が切れるようなことがあったり前を向けなかったりした。
ため息というか深呼吸というか、うつむいて息を大きく吸うのがやっとだった。
2013年に手術・合併症を発症して退院し2017年9月まで4年間少々はまあ無事に過ごせていたのだが、そこから一気に体が衰えたというか変わってしまった。
離れた実家に帰省するのも憚られる。
しかし帰らない訳にもいかないので、だるくても何とか帰省したのだ。
2018年のGWのことだ。
これを機にかどうかはわからないが、だるさは気がついたら治っていた。
どうしようもないくらいだるくなるので、本当に困っていた。
半年間ほど桃核承気湯などいろいろな漢方を飲んだ。
桃核承気湯は私にはよく効いたと思う。
医者が「ずっと飲み続ける訳にはいかないからね」と処方しながらも言った時には、じゃあどうすればいいんだよ?!と反論したかったが、半年程で治ったのは幸いだった。
2018年の9月にはもっと恐ろしい状態になった。
腰に来たのだ。
耐えられない痛みが腰を襲う。
ついでに下腹部も痛くて、何が起きているのか恐ろしかった。
腰はヘルニアだと言われたが、これも半年程で治った。
問題は婦人科系の方だった。
腰のMRIを撮った時にまた卵巣が腫れているだの筋腫があるだの言われ、婦人科に行く羽目になったのだ。
もう二度と行きたくないと思っていたのに破裂するかもなどと脅されて行った。
筋腫はあったがそこまで大きくはなく幸い卵巣の腫れはなかった。
なのでなぜ下腹部があんなにも痛くなったのかはわからなかったが、とにかく精神的にも不安定な状態がしばらく続いた。
MRIの造影剤で具合が悪くなったのも初だったし、怖かった。
2019年10月は便秘を発症。
2020年9月は何も新しい症状は出ていない。
ずっと便秘が続いているくらいか。
今のところ薬も効いているし、あまり深く考えずに過ごそう。
ふと9月の恐怖について振り返りたくなったので書いてみた。
寝ます、おやすみなさい。