いちいち不安になる理由
今日はかなり便通もよくて、体調はいいと思っていた。
だが、立っていると、やはり体の左側に違和感を覚える。
背中が痛い、というか重い。
内臓が引っ張られているような感じがする。
そして、胃のあたりが熱いような感覚。
胸やけとかではない、最近の胃の不調。
ナッツを食べたからだろうか、とか原因を自分なりに考える。
去年の9月まではこんなことはなかった。
急にこんな体になってしまった。
毎日の体の痛みに一喜一憂する。
なぜこんなことになるか。
それは、ひとえに「手術の際に合併症を引き起こしたから」だ。
私は子宮筋腫の核出手術を二回受けている。
一度目の手術から一年経たずに二回目の手術を受けた。
二回目の手術の時、術後目が覚めて驚いた。
終了予定時刻より3時間近くオーバーしていたからだ。
倍近くの時間がかかっていた。
その時は、医者が寄ってたかって心配した「すぐ大きくなる筋腫はガンの可能性」という、その可能性が当たったのか、と心配した。
が、そうではなく、お腹が癒着しまくっていて、それをはがすのが大変だったという。
はがしている過程で腸に傷がついたのか、術後一週間を前にして腸穿孔を起こした。
腸に穴が開いて、そこから腸液などが体内に漏れたのだ。
そこからはもう本当に本当にしんどいを通り越した日々だった。
いつ治るかもわからない、水すら飲めない、最初は体すら起こせない、そんな日々だった。
辛すぎて、「大嫌いな人に嫌な目に遭ってほしいと思うこともあるけど、この症状だけはかわいそう」と思えるくらいに辛かった。
穴がふさがっただろう、と医師たちが判断して、3週間ぶりに食事を摂っても実はまた漏れてるのではないか、と怖くて仕方がなかった。
その時から体内で引っ張られているような感覚がひどく、くしゃみをするのも怖かった。
こんなことがあったから、毎日毎日不安なのだ。
こんなことさえなければのんきに考えられるだろう。
癒着というのは本当に怖い。
お腹を切る前に、「本当にその手術は必要か、他に手立てはないか」、もう一度考えてもらいたい。
医者の言いなりになってはいけない。
手術はうまくいくとは限らない。
少しでも参考になれば、とまた書かせてもらうことにする。
おやすみなさい。