みやびの想い(仮)

思ったことを素直に。

頑張っても報われない

先日、ふとしたことからレタスクラブのLINEアカウントと友達になった。

それで記事?を読んでいると、作り置きおかずなるもののレシピに出会った。

 

連日だるいのは、食事が悪いからだろうか、とうすうす感じていた。

今考え始めたことではない。

惣菜やレトルトの味付けが増えていることを良しとは思っていない。

だが、料理が嫌いで苦手な私にはどうしたらよいのかわからないのだ。

 

夫は私が作った料理をことごとく否定する。

「パンチがない」というのが定番の文句だ。

他にもなんだかんだと文句をつけて食べない。

要するに私が料理したものは食べないのだ。

 

私は正直、夫の味覚がおかしいのではないかと疑っている。

過去に何度もカレーを作ったがあるときから同じように作っても「まずい」と食べなくなった。

「うすい」だの「水っぽい」だの。

水の量もルーの量も具の量もほぼ変わらない。

変わったとしたらルーが変わったとしか思えないが、市販のものがそんなに変わるわけがない。

 

ということは、夫の味覚が変わっているのだ。

それから、以前に作っていたスープ等も「うすい」と言って食べなくなった。

ことごとく私が作ったものは食べないのだ。

私は料理が苦手だが、自分なりに努力しているつもりだ。

それなのに「こんなのはもう食べられない」と堂々と言い、一口しか食べてもらえないものがほとんどだ。

私は普通に食べられる。

美味しいと思う。

だが、辛いもの、香辛料がたくさん入ったもの、ニンニクのきいたものが好きな夫にはすべてが物足りないのだ。

 

だから、外のものの方が食べてもらえる。

それで惣菜を買ってきたり、レトルト食品の味付けにお世話になることが増えた。

レトルト食品のパッケージを示して「今日はこれ」と言えば安心して食べるのだ。

本当に失礼なやつだ。

書いていて今さらまた怒りが込み上げてきた。

でも、これでは体にはあまり良くないのではないか、と感じ、すると食べていても罪悪感が出てくる。

 

そして、今日は朝からだるかったが、作り置きおかずを頑張って作ってみることにしたのだ。

まず一つ目はラタトゥイユサラダ。

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数日保存がきいて、野菜が食べられるのはいいと思ったが、ニンニクが足りないと絶対に食べないと思い、かなり足した。

ローストガーリックの瓶詰を使った。

どうせ夜にしか食べないのでいいだろう。

 

二品目はきのこみそ。

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しめじとしいたけを炒めて味噌や砂糖であえたもの。

これも味が薄いと言われかねないと思い、鷹の爪を多めに入れたら辛くてまいった。

難しいものだ。

 

そして、今日の夜は肉を焼くことにしていた。

肉を焼くのは夫の役目だ。

焼き物は私はやらせてもらえない。

自分が焼かないと美味しくないと思い込んでいるからだ。

肉を焼く時の菜箸、これを私はうっかり洗い忘れていた。

私が調理をした直後だったのだ。

「ごめん、今すぐ洗うから」

と言った私に

「なんでいちいちそんなにわざとらしいんだよ!そんなに疲れるんならやらなくていいよ!」といきなり怒り始めた。

私は寝耳に水だ。

ただ、菜箸を洗っていなかったことを謝っただけなのに。

そんなに私が料理をすることが気に入らないのか。

私なりに今日は相当がんばったつもりなのに、それをこうやって全否定するつもりなのか。

 

それでも私は文句は言わない。

言ったとしても夫が怒るだけだ。

私の話など聞いてもらえるわけがない。

何にしたって自分が強いのだ。

夫は自分の父親を亭主関白で頭が固い、話がわからない人だと評しているが、自分だって同じだということに気付いていない。

ひたすら私のことを否定されることにもう慣れたが、食事の前は嫌だ。

 

そして、食事は無事終わった。

私が作ったものも悪いと思ったのか、少しは食べてくれた。

まだマシだ。

私なりにがんばって作ったものを否定されなかったのは救われた。

だが、私の怒りは収まらない。

 

いただんを見た後、私は夫と口を利くのをやめた。

「もう好きなものを食べたりしたら」

と言い放ってしまった。

それ以来、話をしていない。

今までの怒りもこもっている。

夫は自分が担当の念入り風呂掃除もやらない。

トイレだってキレイに使って、と言ってもそうしてくれない。

全て私の手を煩わしているのだ。

少しは理解すればいい。

だが、理解してくれるかどうかは不明だ。

今までも同じようなことを言ったことはあるが、何一つとして変わらない。

 

「相手に変わってもらうのは無理だから、自分の考え方を変えるしかない」

 

素敵な言葉だ。

パンチのきいたものしか食べない夫、ある程度はこちらに合わせるしかない。

あとは自由にしてくれればいい、もう夕飯は別でもいいと思った。

勝手にすればいいのだ。

別にすれば楽になる。

勝手にしてくれればいい、そう思うと楽になった。

 

夫に提案してみよう。

半分くらい冗談だが、半分くらい本気だ。

そんなに嫌なら私の料理を無理に食べなくていい。

嫌なら自分で作ればいいのだ。

しかも、私の分も含めて。

そして、私は夫が作った料理を否定してやる。

多分味が濃くて食べられたものではないだろう。

 

勝手な憶測はここら辺でやめておくが、これは意外と妙案かもしれない。

同じように8時間働いているのだ。

家事だって似た比率でやったって罰は当たらないだろう。

 

書いていて、自己嫌悪で嫌な気分にもなったが、ほんの少しはスッキリした。

また明日から仕事だ。

だるさが少しでも解消されますように。

おやすみなさい。