みやびの想い(仮)

思ったことを素直に。

また辞める…?

昨日、休み明け、またよくない話を聞いた。

「ここを辞めなければならないかも」

こんなふうに言われたことはあまりない。

今まで急に来なくなったり、気付いたら辞められていたり、そんな調子のことが多かった。

最近は契約期間を全うしてくださるからが増えてホッとしているが。

 

辞めるにはいろんな事情がある。

入ってみたものの仕事や会社の雰囲気が合わない。

人間関係がうまくいかない。

家庭環境が変わった。

自分の体調不良…などなど。

 

今回は家庭環境の変化らしい。

この、家庭環境の変化の中にもいろんな原因がある。

お子さんの環境変化。

旦那さんの転勤。

親の介護…などなど。

 

今回は親御さんの介護問題らしいが、これは本当に頭が痛い。

ご本人も「頭が痛い」と言っていた。

だって、今までかかっていなかった「手」と「お金」がどんどんかかるのだ。

そして仕事もできなくなる。

これは本当に深刻な問題だ。

まずはお金に余裕があればここまで悩まないかもしれない。

が、多くの人はそうでもないだろう。

自分の自由も奪われて家族が増える代わりに収入もなくなるなんて、手足だけでなく首にも「枷」を付けられているようなものだ。

二進も三進もいかない。

 

もしも、時間をずらしたりして仕事が続けられるならいいのに、と個人的には思うが、大きな会社の人件費。

無駄に思える「予算」を年間で組んでいるため、融通はきかないだろう。

 

社会的にも貢献することを考えるなら、労働者の都合も少し汲んで臨機応変な対応をしてほしいものだ。

 

が、きっと彼女は辞めざるをえないのかな、と予想する。

辞めてほしくはないのだが、致し方ない気がする。

 

介護問題、これは本当に他人事ではない。

毎日私は顔を背けているが、一日一日ヒタヒタと迫ってきているのかもしれない。

そう思った会話だった。

 

おやすみなさい。