月に一万くらいは
土曜日。
いくつか買い物に行かねばならず、夫に車を出してもらった。
といっても私のものを買いに行くのではない。
ペットのごはんと私達のごはんを買いに行ったのだ。
まあ、これは良しとしてほしい。
昼ごはんを食べるとどうしても眠くなり、少し昼寝をした。
一度目が覚めたのにそこで起きられず、また寝てしまった。
結局1時間以上寝てしまった。
そのあと、散歩がてら少し遠くにスーパーやドラッグストアがあるので行ってみようと出かけた。
一人で出かけるつもりだったが、夫はついてきた。
特にケンカにもならず、帰ってきた。
買い物は楽しかったが、やはり一人でフラフラしたかった。
特にドラッグストアはいろいろ見て回りたいのだが、夫はそれを許してくれない。
早く帰りたいオーラがものすごく出ていた。
まあいい、明日以降、また散策に行こう。
初めて行く店は、どこに何があるかわからず、値段や商品をじっくり見る余裕はなかった。
夫抜きで一人でフラフラ出かけたい。
帰って風呂に入って夕飯を食べ、さあやっと自由な時間!
やらなければならない引越しの片付けは明日にして、少しくらい趣味の時間を持ちたかったのだが、「このダンボールを片付けろ」と始まった。
「もう一ヶ月以上経つ。片付けるという意識を持て」と。
確かに片付けていない私がまず悪い。
でも、気にしていないわけではない。
忘れているわけでもない。
今日は少しゆっくりさせてくれてもいいではないか。
だが、許されなかったようだ。
まあ、私がそもそも悪いのだ。
とにかくダンボールを開け、私の部屋に物を流し込んだ。
片付けるところがないのだ、仕方ない。
でも、私の部屋にあるのだから、夫に迷惑はかけない。
ダンボールさえ崩せばいいのだ。
さっさと4箱ほど開けた。
これで文句は言わせない。
私のものが入っていた箱は全て空いたのだ。
あとは夫のものだ。
食器類だって開けてやったのだからいいと思ってもらいたい。
何も私だけが悪いわけではない。
夫の箱だって二つまだ残っているのだ。
考えてみれば、夫は平日の日中、何をしているのか。
夜掃除機をかけたり、夜片付けを始めたり、これ見よがしに行動するが、日中できるではないか。
まさかYouTubeばかりみているわけじゃないだろうな。
引越しも落ち着いたのだし、頼むから家での「業務」をそろそろ再開してくれ。
私は暇で暇で仕方ないが仕事に行っているのだ。
私は暇が嫌いだ。
もっと忙しくなればいいのに、暇だからこそ辛いのだ。
そして家では寝ようとする頃に掃除機をかけられる。
嫌がらせ以外の何だろうか。
いいから早く月に一万でも稼いでくれ。
もう辞めてから8ヶ月が経つ。
今おそらく30円ほどだろう。
もっといい家に住みたいとか一億なんて楽に稼げるとか、そんなことはいいから、とりあえず一万稼いでくれ。
もっと体力があって会社が許すなら副業するのだが。
イライラだけが募る。
おやすみなさい。