みやびの想い(仮)

思ったことを素直に。

夫婦で病む

昼間、夫と一緒に過ごしていたが、私は私でやることがあるので部屋を出て別のところで作業をしていた。

普段は、ある程度で私がいるところにやってくるはずなのだが、暗くなっても来ない。

いつもお腹がすくと来るのだけど・・おかしいな、と思って夫のいるところへ。

 

普通に寝ていた。

 

やはり昼寝が延びたのだ。

話しかけたら少し眠そうに起きて、「何時?」「9時だよ」(本当は6時半)というような会話をして、早く起きてもらおうとした。

昼寝が延びただけ、そう思って私はまた待ってみたが、一向に動く気配がない。

またしばらくして行ってみたらまだ寝ていた。

電気をつけておいたのに、こうこうと明るい部屋で目の上に腕を置いて寝ていた。

「大丈夫?・・どうした?」と聞いてみた。

まあ、今週はずっと具合が悪かったのだ。

風邪なのか、花粉症デビューなのかわからないような体調に見えた。

それもあるのかな、と思っていたら「どうしたらいいんだろう」とぼそっと夫は言った。

「何を?」と聞くと

「これからのこと、いろいろと」と深くて重たい答えが返ってきた。

 

夫は病んでいる。心を病んでいるのだ。

それはずっとずっと前からわかっている。

だから、毎日のように「仕事辞めてもいいんだよ」「仕事辞めな」と言っている。

本当にそう思っているからだ。

仕事なんて何とかなるんだ、健康でいれば。

 

それをわかっているからこの会話はとても重かった。

私はまた同じことを言った。

「仕事辞めなよ。何とでもなるよ」

 

返事はなかった。

夫は夫なりに悩んでいるのだろう。

もう月曜から行かなくていい、と心底思う。

こんなに苦しいのなら、そんなところ行かなくていい。

無事に帰ってくる保障もないではないか。

 

私も正直辛い。

だけど、お互い辛いのはわかっているから、お互いのためを思って辞められない。

そんなところだろうか。

 

日曜日の今日は、体調は悪くなかった。

昨日は昼寝をしたが、今日は昼寝しないですんだ。

左半身の違和感もほとんど感じずにすんだ。

やはり精神的なものから来ているのだろう。

 

また明日からは二人ともストレスまみれの生活が始まる。

一週間、無事乗り切らないと。

 

おやすみなさい。