みやびの想い(仮)

思ったことを素直に。

夫の台所事情

今夜は夫に夕飯を作ってもらった。

最近、週一くらいのペースで夫が夕飯を作ってくれる。

メニューは決まって焼きそばだ。

毎週焼きそばは正直飽きるが、たまにインターバルをおいて、作ってもらっている。

なによりも自分が楽できるのがありがたい。

惣菜を買って来ずに(罪悪感なしに)自分で調理せず夕飯が食べられるのだ。

こんな楽なことはない。

 

が、いつもその後うんざりする。

なぜなら、夫は焼きそばを作ってはくれるが、盛り付けも配膳もしてくれるが、使ったまな板やフライパンなどを洗ってくれることは絶対にない。

 

「これらを洗ってくれるとありがたいのになあ」

「洗い物までやってこそ、夕飯作ったって言えるんだよ」

「次何か作ってくれたときは洗ってほしいな〜」

 

いろんな言葉で「洗い物までしてほしい」と訴えているのだが、どうしてもしてくれない。

 

要は自分が食べられればよいのだ。

そして後は知らぬ存ぜぬ。

ガスレンジの周りも油が飛び散ったままだ。

 

「作ってくれるだけいいじゃん」

「ちゃんと教育しないあなたが悪いのよ」

口が滑って愚痴ると、いろんなことを言われる。

愚痴った後で後悔してしまう。

 

あまり強く言うとすぐ臍を曲げる夫の教育をどうしろというのか。

私は現状に屈して片付けは全部自分でやっている。

仕方ない。

それに私が我慢して片付けをする理由があるのだ。

 

それは、夫は洗い物のとき、水をずーっと出しっ放しにするので、もったいなくて仕方ないのだ。

夫の洗い物の方法は、一つ洗ってはそれをゆすいで乾燥させるところに置いて、次の皿を洗ってゆすいで、というものだ。

その間、ずーっと水を出しっ放しなのだ。

見ていて水がもったいなくて仕方ない。

だったら私がやるよ!と思ってしまうのだ。

 

このやり方も直してほしいと何回か頼んだ。

水がもったいないよね、と諭したりもした。

が、「俺はこうやって洗うんだよ」と一言。

俺のやり方にケチつけるな、と言わんばかりだった。

 

結局、資源のためにも時間や水道料の節約のためにも私が片付けた方がいいのかな、と諦めるしかないのだった。

 

今はいい。

夫が退職したら、夫の家事が増える。

いいような、悪いような。

更に家計が苦しくなるというのに。

 

考えたら頭が痛くなってきた。

寝ます。おやすみなさい。