みやびの想い(仮)

思ったことを素直に。

空腹の定義

今日は一年で一番仕事が忙しい日だった。

明日は一年で二番目に仕事が忙しい日。

三番目は9月30日、四番目は10月1日。

そういう職場にいる。

そして一番から四番まで大差はない。

 

今日も昼ごはんはゆで卵とナッツ類。

ヨーグルトもいつもなら食べるが、今日はなんと持参するのを忘れたのでヨーグルト抜きになった。

なので差し入れでいただいたお菓子をいくつか食べた。

日中は「頭を使うから糖分を補おう」と言い訳をしてトロピカーナのミネラル補給みたいなジュースを一本飲んだ。

お菓子も少しまた食べた。

 

残業もして、いつもよりも「ない頭」をフル回転させて考えながら仕事して、かなり疲れた。

が、帰り道にお腹がすかない。

量は食べていないのに糖分を取りすぎているからか、頭では「食べなくていい」と言っているようだった。

 

この時、入院中のことを思い出した。

私は子宮筋腫の摘出手術後、腸閉塞、腸穿孔という合併症を発症した。

腸がやられたので3週間飲まず食わずで点滴のみで生きていた。

その時はとてもお腹が空いていた。

栄養分は首の太い血管に通した管からもらっていたのに、食べてないことからまさしく「お腹」が空いていて、何か食べたいなといつも思っていた。

思わず「お腹空きました」と看護師さんにこぼすと、怖い看護師さんには「食べられる訳ないでしょ!我慢」と言われ、優しい看護師さんにしか言えなくなった。

「わかってるんです、食べられないのはわかってるんですが言わせてください。

『お腹空きました』」とたまに言っていた。

「お腹空くのはね、生きたいって証拠。いいことよ」と言ってもらえてそのときは「助かるのだな」と嬉しくなったものだ。

 

今日は糖分を取りすぎたか、どうもお腹が空かずに夕飯になったが、食べだすと食べられてしまうから不思議だ。

やはりお腹が空いていたのだろう。

美味しく食べられた。

 

やはり胃が空で、頭の中も「空腹」でないとお腹は空かないのだなとよくわかった。

明日も忙しいが糖分摂取は少し控えよう。

 

ああ、早く寝なければ。おやすみなさい。